ブラジルのコーヒーは他と何が違う?特徴や味の楽しみ方を解説

ブラジルのコーヒーは他と何が違う?

コーヒーが好きな人の中には、ブラジルのコーヒーと他の国のコーヒーにはどのような違いがあり、味を楽しむ方法はどういったものなのか、という疑問をもっている人もいらっしゃるでしょう。ブラジルのコーヒーは、栽培に適した環境で作られ、世界的に広く親しまれています。

そこで今回の記事では、ブラジルのコーヒーの特徴や、その味の楽しみ方を解説します。本場のコーヒーができた歴史と、おいしく味わえるコツを知りたい方は、ぜひ参考になさってください。

ブラジルのコーヒーの歴史

コーヒーとブラジルの奴隷制度

ブラジルのコーヒー産業は、もともと自国で行われていたわけではありませんでした。アフリカのエチオピアで栄えた産業を、ヨーロッパの国がブラジルへ輸入したのがきっかけではじまったのです。当時ブラジルでは奴隷の移住者が多く、彼らの労働がコーヒー栽培の発展に寄与しています。

奴隷制が廃止されたあとも、コーヒー産業を続けるための計画は進みました。日本を含む、ヨーロッパを中心とした海外からの労働者が導入されて、ブラジルのコーヒー栽培を支えていきました。

ブラジルの土地とコーヒーの関係

ブラジルは「コーヒーベルト」と呼ばれる場所に存在しています。コーヒーベルトとは、赤道付近で日照量や雨量、土壌の質がコーヒーの栽培にもっとも適した場所のことを指します。南米最大の土地の広さから、コーヒー農園が作りやすかったこともひとつの特徴です。

こうしてブラジルのコーヒー産業は目覚ましい成長を遂げて、世界でもっともコーヒーの生産量が多い国のひとつとなりました。現在では、世界中のコーヒー豆のおよそ3割以上がブラジル産のものです。ブラジル国民の間でもメジャーな飲み物として日常的に親しまれています。

産業が発展した当初は、生産量を重視していたためコーヒーの品質はそこまで高くありませんでした。しかし、世界中でブラジルのコーヒーが飲まれるようになり、昨今では高品質のものが増えはじめています。

ブラジルの農園と品種

農園

ブラジルでは広い土地を最大限活用して、さまざまな農園でコーヒーが作られています。平地では大きな農園を作って、機械で採取するようになりました。

その一方で、現在でも小規模な農園を山の上に作って手摘みをしている昔ながらの農家も残っています。

品種

ブラジルのコーヒー豆のほとんどがアラビカ種です。アラビカ種は繊細なため栽培がとても難しく、霜や乾燥の影響を受けるとすぐに枯れてしまいます。種類によって味や風味は異なりますが、酸味があってさわやかな香りがするのが特徴で、コーヒーの中でも高品質の品種として知られています。

ブラジルでは長年コーヒーを栽培してきたノウハウを活かして、アラビカ品種を数多く海外に輸出してきました。その香り高いコーヒーは、各国の人々に好まれています。

ブラジルのコーヒーの特徴

味の特徴

一般的にコーヒーの味は軽さ、苦味、酸味、コクの4つを軸に分類されます。ブラジルのコーヒーは種類によりますが、苦味と酸味が柔らかくできています。また、軽さとコクもそこまでしつこくなく、クセがなく飲みやすいのも魅力です。総じてバランスがいいのがブラジルのコーヒーの大きな特徴です。

ブラジルで有名なコーヒーブランドであるサントスは、苦味を残しつつもほのかな甘みを感じさせる味わいになっています。日本人の口に合っていて、さまざまな飲み方を楽しめます。

その他の特徴

ブラジルのコーヒーはバランスがいいため、オールマイティーな飲み方で味わえます。また、世界最大級の生産量を誇っているため、その値段が安価なこともメリットです。

ブラジル現地でのコーヒーの楽しみ方

砂糖を多めに入れる

ブラジル人はブラックコーヒーを飲むことはほとんどありません。スプーンいっぱいの砂糖を4から5杯入れて、とことん甘くして飲むのです。本場の味を楽しみたいなら、砂糖を多めに入れて濃厚な甘みを味わってみてください。

ホットコーヒーが主流

ブラジルで飲まれているコーヒーはホットが主流です。氷を入れたアイスコーヒーはなく、真夏の暑い日でもホットコーヒーを飲みます。ホットだと味わいが深く、コーヒー豆そのままの味を感じられるという考え方が広まっているようです。

カプチーノ、エスプレッソが多い

ブラジルのコーヒーはカプチーノかエスプレッソで飲まれることが多くなっています。日本のブレンドコーヒーのようにコップ一杯分ではなく、小さめのカップに濃厚なコーヒーを少量そそいで味わうのが、現地で親しまれているスタイルです。

本格的なブラジル産のコーヒーを飲むなら、エスプレッソかカプチーノがおすすめです。

まとめ

今回はブラジルのコーヒーの特徴や、味の楽しみ方について紹介しました。ブラジルのコーヒーは、国の歴史から長い年月をかけて発展し、これまで多くの国の人たちに親しまれてきました。

その味は他のコーヒーに比べて総合的にバランスがよく、オールマイティーな飲み方ができます。生産量が多いため、価格が安いところも特徴です。

現地では砂糖をたくさん入れて、温かいコーヒーをエスプレッソで飲むのが主流です。本格的なブラジルのコーヒーを味わいたい方はぜひ試してみてください。

「カフェ・ラ・タオ」で扱っているコーヒーの種類は幅が広いのでさまざまな味わいを楽しんでいただけます。ぜひ一度サイトをご覧いただき、自分のお気に入りのコーヒーを見つけてみてくださいね。