初心者でも大丈夫!美味しいコーヒーの淹れ方をお教えします

初心者でも大丈夫!美味しいコーヒーの淹れ方をお教えします

最近ではお店で飲むような本格的なコーヒーを自宅でも楽しもうとする方が増えてきました。適切な道具と淹れ方さえマスターすれば、お店で飲むような本格的で美味しいコーヒーを自宅でも楽しめます。

そこで今回は、ペーパードリップ方式で美味しいコーヒーの淹れ方を、初心者の方でも簡単に淹れられるようにわかりやすくご説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

どの器具でコーヒーを淹れる?

コーヒーの淹れ方には、さまざまな種類があります。まずは自分が持っているコーヒーの道具がどのようなものなのか、確認してみましょう。

コーヒーメーカーならマニュアル通りに

もし、ご自身が持っているコーヒーを淹れる道具がコーヒーメーカーなのであれば、コーヒーメーカーの説明書や機械に記載してある淹れ方通りに行えば、本格的なコーヒーを味わえるでしょう。

好みによってコーヒーの豆の量を変えてみたり、ひき方を変えてみたりすると、同じ豆を使っていてもまた違った味わいを楽しめます。

ペーパードリップの種類は?

ペーパードリップでコーヒーを淹れる際は、ドリッパーについている穴を確認してみてください。

ドリッパーの穴は通常一つまたは三つです。穴の数によってお湯が通る時間が違うのでコーヒーの濃さに違いが出ます。同じように淹れても穴が一つの場合は少し濃い味になり、穴が三つだとさっぱりした味わいに仕上がります。

コーヒーの淹れ方①淹れる前の準備

それでは具体的にコーヒーの淹れ方をご説明していきます。 コーヒーの淹れ方は好みによってそれぞれ少しずつ異なりますが、今回はシンプルでベーシックな方法をご説明します。

ペーパーや器具は清潔に

基本的なことですが、ペーパーや器具は清潔に保っておくことが大切です。なぜなら、汚れていたり不純物が混じっていたりするとコーヒーの味が変わってしまうからです。

適切な分量を確認しておこう

コーヒー豆や使用するお湯の適切な量を用意しておきましょう。

基本的な量としては、 コーヒーカップ2杯に対してお湯は約320 cc、 粉の量はコーヒー用の計量スプーン×人数+スプーン1杯となります。 つまり、コーヒーカップ2杯淹れるのであればコーヒー用の計量スプーン2杯が必要になります。
細かな設定方法は、様々ありますが、当店では2杯淹れしか採用しておりません。1杯淹れ13gは160ccです。1杯いれと2杯入れを極めたら
器具さえあれば、何人淹れでも対応ができます。3杯淹れ以上を同時にしないこと!目詰まりの原因となり、濃度の安定がは枯れませんので気をつけましょう。

豆は酸化していない?

コーヒー豆は長時間放置すると酸化してしまいます 。酸化すると風味が落ち味も変わってしまうので、なるべく新鮮なものを使用してください。コーヒーを淹れる直前に豆をひいたものだと新鮮なのでおすすめです

コーヒーを淹れるのに必要なもの

コーヒーを淹れるのに必要なものは、コーヒーサーバー(初心者は目盛りつきのものが適している)、ドリッパー、ペーパーフィルター、コーヒー豆、口が細めのポットとなります。

しかし必ずすべてをそろえる必要はなく、 最悪ドリッパーとペーパーフィルターとコーヒーカップさえあればコーヒーを淹れることが可能です。

コーヒーの淹れ方②コーヒーを淹れる手順

実際にコーヒーを淹れる手順をご説明していきます。

お湯は92℃に。器具は温める

お湯は一度沸騰させますが、必ず92度よりも少し下げるようにしてください。(お店では92度、皆様には85度をオススメしております。)鍋からポットにお湯を移し替える間に自然と温度調整ができるでしょう。あまり熱くしすぎないのがポイントです。

ドリッパーの準備

次に、コーヒーサーバーを温めておきましょう。沸かしたお湯を少量入れて中身を温め、お湯を捨てます。こうすることで淹れたコーヒーが冷めにくくなり、じっくり楽しめるのです。

ドリッパーにペーパーフィルターを入れて、規定量のコーヒーを入れます。コーヒーの粉は入れた後、平らにしておくのがポイントです。

蒸らす

少量のお湯をコーヒーに入れ、コーヒー粉を濡らします。このとき、お湯を入れすぎてペーパーフィルターを濡らしてしまわないのがポイントです。お湯ではなくて、蒸らされて抽出されたコーヒーがペーパーフィルターに到達することが重要です。

この蒸らしの作業はコーヒーの味を決める大切な工程になるので、慎重に行ってください。濃いコーヒーなら1分ほど、ノーマルタイプのコーヒーであれば30秒ほど蒸らしましょう。

お湯を注ぐ

コーヒーの真ん中に「の」の字を書くように少しずつお湯を注いでいきます。

このとき、ドリッパーやペーパーに直接お湯がかからないように注意してください。お湯を入れるスピードによって抽出時間やコーヒーの味が変わります。コーヒーの粉がぶわっと膨らんだところでお湯を注ぐのを一旦やめましょう。

サーバーの目もりにコーヒーが到達したら、すぐにドリッパーを移動させます。

コーヒーの淹れ方③コーヒーを淹れるコツ

淹れはじめ最初の一滴がコーヒーのもっとも美味しい一滴で、逆にもっとも不純物が混じって苦味や雑味があるのが最後の一滴といわれています。

コーヒーの最初の一滴は必ずサーバーの中に入れるようにし、コーヒーの粉のお湯が落ちきる最後の一滴は、絶対にサーバーに入れないようにしましょう。これを心がけるだけでコーヒーの味がぐっと美味しくなります。

まとめ

今回の記事では、コーヒーの淹れ方をご説明させていただきました。一見コーヒーは淹れるのが難しいと思われがちでですが、コツを掴めばとても簡単に淹れられます。

今回ご紹介した方法は基本的なコーヒーの淹れ方になるので、まずはこちらから挑戦してみてください。慣れてくれば自分の好みに合わせて色々な淹れ方の違いを楽しむのもおすすめです。

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