ノックの精神。

行き詰まりから始まる精神。

私が通った高校は、野球が強い学校で

連日、運動場では野球部が練習に励んでいた。

 

 

 

生徒会長だった私は、

学園の改善に精をあげていた。

そんな私でも、もちろん

 

 

 

 

行きつまることはある。

 

 

 

 

 

 

ある日、気分転換で生徒会室を抜け出し

野球部が練習する校庭へ向かってみた。

 

 

 

甲子園を目指す熱気がハンパなく

バックネット裏にも伝わる。

 

 

 

 

そこで繰り広げられていた練習風景に

足を止める。

 

 

 

 

 

 

 

千本ノック!

 

 

 

 

 

 

 

 

ノックとは守備の強化プログラムの一環で

監督が球を打ちまくり選手たちが命懸けで

球を追い掛けていた。

 

 

 

 

ノック!

 

 

 

 

 

ノック!

 

 

 

 

 

 

あっ!これだ!

 

 

 

 

何気ない毎日の風景から気づくことがある。

物事を解決する方法として

この精神を役立てることができないのか?

また、このシステムを導入することにより

目標値を上げるのではなく、

最終的に結果が最高値に達するのではないか?

 

 

 

高校の私には、その奥深さまでは分からなかった。

 

 

 

 

 

 

 

タオを開業し、しばらくした頃の話。

そのノックの練習カリキュラムの事を思い出す。

移動販売で毎朝、目標杯数などを言っていた

スタッフミーティングの真の意味を考えていた。

 

 

 

 

これって意味がある内容なのか?

 

 

 

 

 

 

そこで生まれたのが

ノックの精神だ!

 

 

 

 

 

守備の強化プログラムを受けている

自分に対して

 

 

思いっきり走り

 

 

思いっきり手を伸ばし

 

 

思いっきりボールに飛びつく

 

 

そしてボールを取ったら

ファースト(一塁へ投げる)

 

 

野球で言えば監督が球を打ってくれますが

目標設定の精神にするのであれば

監督係も自分でしなくてはいけない。

 

 

 

 

 

思いっきり走り

 

思いっきり手を伸ばし

 

思いっきりボールに飛びついて

 

取れるか取れないかの

取れない球を打てるがどうか?

なのだ!

 

ノックの精神.jpg

 

決して手を抜いたわけじゃないだろうが

本気でボールに向かって取れてしまうと

そこまで本気じゃなくても

取れると考えてしまうかもしれない。

 

 

そこで、私は考えた。

取れない際どい球を打ちたいと。

 

 

 

その為には「己」を知らないといけない。

 

 

 

 

己の実力が本当に理解していないと

過剰な目標を抱いて惨敗したり

甘い目標を抱いて胡座をかくかもしれない。

 

 

 

グローブのキワをギリギリ行くような

ボールを打てるかは監督役の自分で打てれば

守備の強化プログラムを受けている自分が

現地点の最大限の力を振り絞るであろう。

 

 

 

タオでは、上司(私)が目標を伝える事はしていない。

強化プログラムをする監督も自分なのだから・・・

 

 

雨だから、お客様が少なかった。

人が少なかったから売れなかった。

単なる言い訳でしかありません。

 

 

 

その日、だから出会える1日を

本気で臨めるそんな自分でありたい。

 

 

自分にもノックの精神で常に

自分を磨いていたいものだ。

 

 

 

 

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