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初上陸のサンマリノ共和国。
フィレンツェのレポート読んで頂きありがとう。
今回は、初上陸を果たしたサンマリノ共和国の
旅路を綴っていきたい。
サンマリノは、現存する共和政体を採用する
国としては世界でも最も長い歴史をもつ。
アメリカ大陸がヨーロッパ人に知られる以前、
既にサンマリノ共和国初代大統領が就任して
いたといわれる。1631年、ローマ教皇が独立を
承認し、世界最古の独立共和国となった。その後、
1815年には、ナポレオン戦争後のウィーン会議で
サンマリノの独立が再確認されている。
世界で最も敷地面積が小さいのはカトリック教の総本山
とも言えるサンピエトロ寺院があるバチカン市国は有名。
2番目がフランスの南部に位置するモナコ王国。
そして3番目に小さい独立国家がサンマリノ共和国です。
フィレンツェからサンマリノに行くにはボローニャを経由し
リミニに向かう。リミニ駅からサンマリノまで行くバスは
駅前にバーガーキングがあり、その前がバス停！分かりやすく
1日10本程度出ているので、意外とスムーズに移動できます。
サンマリノへ到着すると外壁に覆われているので
正門から入ろう。
入った瞬間にフラッシュバックする。
前回の旅で訪れたフランスのモン＝サン＝ミシェル
（Mont-Saint-Michel）のように小道の迷路みたいな作りだ。
私自身は活用していませんが入国した際に有料で
入国スタンプを押してくれるサービスもあります。
到着すると早速、美味しそうなリストランテを発見。
トスカーナ地方に来たらボローニャ風ラザニアだろう！
アドリア海（Mar Adriatico）側に位置するリミニ湾で
取れた最高の海鮮たっぷりのリゾットを食らう。
もちろん、麦炭酸水とぶどうジュースもつけてもらう。
食事も美味しいけど、忘れてはいけないのが、この景色。
高台にあることで絶景を堪能できるのはいいのだけれども
この断崖絶壁は、高所恐怖症の私は撮影するだけでも
逃げ腰になっている。ぎこちない感じが笑えますね。
丘を登ると４つの塔。１つの教会が存在する。
左から１、２、３、４、５とすれば
右の小さな監視塔の５から堪能させてもらいました。
だんだんメインの塔に行くに従って、緩やかな坂を下ります。
最初に、山道ではあったが一気に登り
少しずつ降るパターンをお勧めします。
逆だったら、きつかっただろうな〜って話ならが
最後のメインの教会に到着。
神聖なる教会の中に入り、少しの時間ではありますが
心を清め、沈めました。
街は関税もかからないし、多くの宝飾店
メガネ屋さんや時計屋さん、香水屋さんも並ぶ
以前、訪れたチンクエ・テッレのように
地元ならではのワインも見つけたりして
充実した時間を過ごすことができました。
憩いの場を求める客で賑わうバールも大活躍。
シンボルマークの時計台の前で記念撮影。
歩き疲れた頃、街は夕日に包まれ
色を染めていた。
そして、翌朝。
明朝、早めにミラノへ発つためにチャックアウトを
済ませようと、フロントを訪れると
優しそうな夜警のフロントマンが番をしていた。
ブッキングしていた清算を済ませようと
AMEXのカードを出したら、
「使えない」という。
インターネットにも、表の扉にも確かに
AMEXのロゴステッカーが貼られている。
なので、ステッカーを指差し
You can use it！
ボスに電話をしているご様子。
そして、カードリーダーに何度もトライする。
カードリーダーではトライしてもエラーの文字。
なので、VISAを出してくれという。
意地でもAMEX ONLYと言い続ける。
おじさんも私も困り果てた。その時、
パソコンの翻訳ページを開いてくれた！
おじさん！ナイスなアイディアだよ。
なので、あなたのホテルはAMEX使えることを
教えてあげたり、AMEXのカードを使えないのに
シールをなぜ？貼っているかの？の話に
いつの頃か脱線していた。
おじさんは何度も何度も何度も何度も
同じ話をしている。
そこで、おじさんに翻訳ソフトに
タイプしてもらった。
The old bond is hard to get.
古いボンドなので取れない。
だそうだ！’笑
「あ〜もうAMEXは使えないってことね」
おじさん可哀想だったけど記念撮影した。（笑）
帰りもリミニ駅に向かう。さよならサンマリノ。
リミニ駅では、行きにフリーマーケットやっていたけど
帰りはしてなかった。時間調整も兼ねて、駅前のバールで
パニーニをいただきました。
最後に”３度目のイタリア”という鹿児島に住む
日本人に話しかけられた。
お〜こんなところに日本人！
どうでしたか？サンマリノ行きたくなりましたか？
ついつい人気のあるスポットへ行きたがりがちですが
日本人が全くいないサンマリノは異空間で私は好きでした。
いつの日か、また訪れたいと思う素晴らしい街でした。
