ついに3月6日に先行販売開始。

私が手がけたインストゥルメンタルCDがプレスから上がってきます。

最近、沢山の方々から嬉しいお言葉を頂けるのですが、逆に驚きの発言もあります。

「CD出すって聞いていたけど、プレスまで出したの?」

そうです。僕の中では「CDを出そうと思っている」という決断は

プレスに出そうか?出さずに自主制作で止めるか?だったのです。

パソコンで1枚1枚コピーしたものを提供する作品ではなく

プロ同様に製作会社にプレス依頼することなのです。

2015年2月5日から作曲活動を始め、現在まで作曲した曲数は800曲。

POPやROCKから吹奏楽やオーケストラまで

内容豊かに楽しい仕上がりになっております。(全14曲収録)

3月6日水曜日より先行販売することが決まりました。

 

 リリースまでの経緯

作曲を始めた経緯から説明しなければなりません。

珈琲に関すること以外で毎年、何か1つの事を極める趣味を展開してきました。

映画製作にどっぷり嵌ってした時期もありました。

編み物に嵌っていた時期もありました。w

あまり休みの取れない私は、通勤ぐらい楽しみたいという

理由からバイクチームを結成したこともありました。

電子マネーやクレジットカードを370枚ほど分析したり、検証したり・・・

翌年にはANAのマイルオタクになり毎月海外へ

マイルだけで渡航したこともありました。(使用した260万マイル)

そして、4年前の40歳の年に今までの視点では考えられない発想が誕生しました。

「自分が苦手な事を克服したらどんな化学反応が起きるのか?」

ホノルルマラソンを皮切りに熊本城マラソンも含め

究極にマラソン苦手な僕が完走(現在まで5回)することもできました。

それ以外の自分が苦手とする事を徹底的に考えました。

行き着いたのが「音楽」なのです。

中学生の時に出会ったビバルディーに衝撃を受け

好んで聴いてはいましたが、楽譜も読めず、音感もあるわけではない。

中学生の時の欲しかったエレキギターを大人買いし

バカみたいに練習開始。w

本当に才能ある方だったら

しゃしゃしゃ〜っとギターも上手くなるのだろうけど

一向に上手くなる形跡がない。

よし、もっと自身を奮え立たせないと上達させれないと

バンドメンバー募集の掲示板を徹底分析。

35人ぐらいだろうか?実際に会ってみて

フィーリングの合う実力派のメンバーとバンドを結成しました。

メンバーで決めた曲の楽譜を準備し

閉店後、店の家具を全部移動しドラムセットを組み立て

アンプをつなぎ、いざ合わせてみました。

そりゃ〜すごいメンバーを集めたんだから

音楽になるわけだけど、3曲演奏が終わった時の僕の感想はというと・・・・

 

「このバンドに俺いらなくね?」

 

そりゃそうだろう。w

 

その時に疑問に思ったことがある。

メンバーはオリジナルの楽曲には興味ないのだろうかと・・・

メンバーに確認してみたところ・・・

 

曲は誰が作るの?作れる人いないけど・・・

 

僕が最高のメンバーを揃えた。

僕がある必要のない凄いメンバー

最高のメンバーに捨てられないようにする方法とは???

 

よし、僕が作曲を学ぼう。そう決めたのは自分の中では

自然なことでした。

 

 

作曲家の種類

作曲家には3パターンあると考えられます。

①フィーリングなどで音楽理論というよりは感覚で曲を作られるようなストリートミュージシャンタイプ。

②理論もセンスも備わっている通常でいうプロフェッショナルタイプ。

③どちらにも付随しない音楽家にはいないタイプ。

 

私みたいな元々音楽を不得意とする人間が音楽理論を身につけて、作曲してみたら

どんな音楽が誕生するのか?自身も知りたい想いから曲作りが始まるのです。

楽典や作曲理論の本を手当たり次第読み、研究し始めました。

 

カーメルの森について

また、自身の夢である「まちづくり」の観点から

理想のまちづくり「カーメルの森」プロジェクトそのものを

アルバムタイトルに致しました。

 

理想のまちづくりのモデルの街を探すため、2011年から4年間に渡り世界中を旅してきました。

私の最終目標は、自分たち(タオ)の文化を形成したのちにタオの文化としてイタリア出店する。

その夢のために、まずはイタリアを訪れました。(現在9回)

もちろん、理想とするものを追いかけているうちに

「私が考えるイタリア(理想の街?)がイタリアにはない」と疑いだしました。

そして、世界中の旅が始まるのです。

フランスで訪れた画家のクロード・モネ宅を訪れ

生涯をかけ作られたとさせる庭の視察や、アメリカニューヨークの中央公園

セントラルパークでは、フレデリック・ロー・オルムステッドの作品も見てまいりました。

アメリカはカルフォルニア州、サンフランシスコからセスナ機で南下すること40分。

モントレーという小さな街があります。そこは全米オープンで石川遼とタイガーウッズが対戦したという

ペブルビーチゴルフコースもあります。その外周が17マイルあるドライブコースとなっており

山や海など絶景が続いている。その出口に400軒ほどの住宅街がある

それこそが私が理想とする「まちづくり」の手本となるカーメルダウンタウンがあるのです。

まるでおとぎばなしの世界観そのもの。その建築物を熊本にそのまま持ってくるつもりはありません。

その時、私は街を訪れた「感動」や「衝撃」を熊本の気候や地形を生かし、自分たちの文化などを盛り込み

熊本でしか実現することのない街を成形したいと考えるのです。

 

話は逸れましたが、このアルバムを通して

「カーメルの森」の世界観を存分に味わって頂ければ幸いです。

 

ジャケット製作

ジャケットなどのイラストも自身で描きました。

昨年の年末に同級生で画家のノグチヒロシ氏の個展をみに行きました。

中学時代の美術部の唯一の男子仲間です。w

彼にも直接伝えましたが、当時は凄腕の彼と比べられ

自分の存在を疑問視することもあるライバルでした。

そんな作品たちを眺めているうちに気づいたことがありました。

 

「自分色」

 

を出せばいいんだよね!

と久しぶりに筆をとりを取り描いてみました。

カーメルの森.jpeg

発想的には成長したかもしれませんが・・・・

画力は中学生のままでした。w

 

マスタリング作業

曲自体に対して時間はかかりますが、CDリリースを決断してからの

マスタリング(音圧を上げたり、曲と曲の音量のバランスを図るなど)作業が難しかったです。

アルバムジャケットが出来ていないという理由から

正直、そこまで急いでいなかった。

しかし、ジャケットも完成させ、いよいよグラフィックデザインも完成すると

いよいよ本格的に音質が気になり出すわけです。

CDリリース経験をお持ちなミュージシャンなどに

アドバイスを頂きながら・・・

結局、マスタリングも24回やり直しました。w

現在の私でできる全てを出し切った本気の

作品ですが、あくまでも主観でありプロの作品ではありませんので

ノークレーム、ノーリターンでお願い致します。