イタリア ベネチアングラス ネックレス

vetro di Murano

イタリア ベネチア ムラーノ島を渡航した際に買い付けてきました。

ベネチアン・グラスまたはヴェネツィアン・グラスムラーノ島のガラス」は、

イタリア北東部ヴェネト州の州都・ヴェネツィアで作られるガラス工芸品の地域

ブランドである。

ヴェネツィアン・グラスは鉛を含まないソーダ石灰を使用する事が特徴で、

コバルトやマンガンなどの鉱物を混ぜることで様々な色合いを表現することが出来る。

混ぜた鉱物により硬度が変化し、赤色のものが最も硬度が高い。

高い装飾性も特徴である。

基本的な製法はソーダガラスを使用した吹きガラスであるが、空中で吹くことにより

極薄に吹き上げる技法や、グラスを細く引き伸ばし、そこに竜や花や鳥などを

モチーフにした複雑な装飾を施すなど、「軽業師の妙技」と呼ばれる高度なテクニック

用いられる。昔は、極限まで薄く吹いたガラスを割り、カーニバルの行列で紙ふぶき

代用としてばら撒いた時代があった。

グラス作成に熟練した職人をマエストロと呼ぶ。

奥行きの深さが魅了するガラスの美 ムラーノグラス

約1000年に渡り受け継がれてきたガラス工芸発祥の技術が現代に開花した作品の数々を

ご覧下さい。イタリアではベネチアングラス(ヴェネチアングラス)の事を「ムラーノグラ

ス」と呼びます。本物のベネチアングラスは、ムラーノ島の職人によって生み出された

作りのもの。その違いは、素材、細やかな技術、気品のあるシルエットなど見る人が

見れば明らかです。

17世紀・18世紀には、ヴェネツィア風のガラス製品がヨーロッパ中で大流行した。

現在でもムラーノ島では多くの工房が軒を連ね、豊かな伝統技術を親から子へと

受け継いでいる。映画「旅情」にて一躍有名となった「赤いゴブレット」。その深い赤

色に世界中の人が魅せられ、ムラーノにお買い求めの人が殺到したというエピソードも

あるぐらいです。現在、ムラーノの上級職人(マエストロー)は20数人と少なく、長く培

われた匠の技術と伝統の灯にも、時代の波が押し寄せています。前述のように、中国、

チェコ、ルーマニアの素材・作品があまりに多く、本物のベネチアングラスを見分ける

事が困難な事が実情です。厳選された商品を見極め買い付けてまいりました。

タオカフェ本店でも、展示販売しております。ぜひ一度ご覧ください。