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HOSEI SHIBAO過去の作品。

稔生の縫製。

先日はドレス作品へ対し、沢山のコメント、

感想、お問い合わせありがとうございました。

しばらくの間、ミシンを毎日踏むことをしていなかったので

速度は現役時代からすれば、多少早くは出来ませんでしたが

徐々に感覚を取り戻しつつあります。

 

珈琲屋のマスターがドレスをデザインする!もしくは

ドレス製作をすることに対し

様々な思いがお客様の中にはありますでしょうから

長くは書きません。個人的に尋ねたい場合には

直接お店で話しましょうね。

 

妻へのドレス作品。

現役時代(独身時代)に素晴らしい生地と出会いました。

一般的に高級且つ素晴らしい光沢があるとされている

シルク(絹)の生地。蚕が繭へ極細の連続繊維から

用いられることにより品のある光沢が生まれます。

しかし、蛾に成長した蚕は、せっかくの

連続繊維を残酷にも食べて外へ出て行きます。

すると連続繊維ではなくなりますので

それを溶かし織り直しても通常の状態にはなりません。

私はそこに着目をしました。

肌触りや風味は損なわず、むしろ光沢をなくしたい場合に用いるのであれば

いいとされます。私のようなデザイナーのニーズに応えるべく

生地問屋さんから素晴らしい「インドシルクの生地」を譲って頂きました。

さりげない艶の生成りに木綿で手作業で刺繍を施します。

正直、一言で言えば・・・気に入りました。

将来、どのような女性と出会い、結婚するかを考えていなかった

時代に、生地だけ温めて保存しておりました。

シンプルなデザインに当時、妻が妊娠していたこともあり

あと引きはあまり長くせず、サイドに共布でくるみボタンを施しました。

ドレスには一般的にシワになりにくいポリエステルを用いるのが

一般的ですが、天然素材ならではのシワもデザインの一つになっております。

ぽっくりお腹が目立たぬように脇にドレープを作ったのもいい感じですね。

デザイン画.jpg

柴尾みどり.jpg

 

池田様への作品。

妊娠中のウェディングといえば、一般的に

オペラ歌手のようなシルエットを隠すタイプのデザインが多く用いられる。

これは、フィットさせることが難しいからである。

ここで私の腕の見せ所です。

妊娠8ヶ月という大きなお腹を「隠す」ではなく

「生かす」を選択しました。

柔らかな生地だとシルエットを出すときに生地が引かれ

ラインが出ません。

披露宴当日の体調も分かりませんでしたので

背中心を編み上げにすることにより調整可能としました。

ベルベットを用いて、しっかりとした身ごろで

形を整形し、そのバロックラインから裾までのドレープを

作ることに成功した作品です。

池田真理子.jpg

イケチン.jpg

 

次はプリンセスラインを作りたくて仕方ない。

ご依頼お待ちしておりま〜す。w

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