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サンプル/20歳をどう捉えるか?

これはあかんよ!って穏やかにはなれなくて。

現在、世界中の焙煎機の打診をしている日々。

とあるメーカーさんの焙煎機でローストされた

サンプルを取り寄せてみることにしました。

 

焙煎機には3種類あります。直火式、半熱風式・・・

そして熱風焙煎機があります。

うちにないタイプの焙煎では、どのような

風味での特徴があるかをスタッフに教えて

上げたかったことも理由の一つです。

ビューラーサンプル.jpg

早速、箱を開けてみると

「浅煎り」「中煎り」「深煎り」と3種入っていた。

 

目視でローストを比べてみた。

 

すべて、同じぐらいのローストに仕上がっている!

 

ん?

 

最初は間違えなのか?と疑いましたが

豆一粒一粒ずつ見てみると

確かに違う容姿の豆たちが並んでいる。

 

まさかとは思いながらも、

中煎りを抽出してみる・・・・

 

 

 

 

なるほど!

 

まさに、嫌な予感は的中した。

 

 

 

サンプルの豆を焙煎したコーヒー屋の

レベルが低いということだ。

 

 

 

芯が焼けていない。

 

 

 

 

他のサンプルも一通り試飲してみたが

結果は、最悪なのである。

 

これは、彼らは「これでいい」と

思っているのであろうか?

 

メーカーに確かめるべく

すぐに担当の直通電話に連絡をした。

おたくはメーカーとして○○コーヒーの豆を

試飲されたっことはありますか?

 

メーカーの焙煎機を使用しているからと言って

ロースト歴が浅いロースターにサンプル作らせたら

口の肥えたロースターには売れませんよ!

 

焙煎機の特徴を伝えたいなら最低でも

ロースター経験が豊富な方でないと

参考になりません。

 

ごめんなさい言い過ぎました

 

 

 

 

などのアドバイスをしました。

昨今、スペシャリティーコーヒーや

コーヒーカルチャーでサードウェーブなど

言われています。中身のない、

薄っぺらくて底が見えているような

素人レベルの専門家を名乗っている人が

非常に多くて、同業種の私としては

本当に困っております!

 

力入りました。話、戻します。(笑)

 

 

 

 

気になるスタッフたちの反応は・・・

 

「うェ〜まずい!」

そうです。これをまずいというんだよ!

って教える教材になりました。

ある意味ありがとう(笑)

 

 

 

 

んで、爪で割らせてみた。

 

 

そう、割れない。(割れづらい)

このサンプルの豆は、ローストが浅い訳ではない。

芯に火が通っていないから

生の状態なのだ!色は茶褐色になっているので

わかりづらいが、訓練すると

それらが、わかるようになる。

 

逆にスタンダードなマイスターブレンドの

熊本の珈琲屋代表で、指で割らせてみた。

 

指の中で、優しく砕けるわけです。

それは、内側も外側も同じように

焙煎が施されているからです。

 

簡単なようで、この当たり前のことが

できない人が多いという話です。

 

スタッフたちは、不幸なことに

美味しくないコーヒーを飲みなれていない。

タオのコーヒー豆以外で

うちに置いてあるコーヒー豆は

 

師匠の豊永氏のコーヒー豆/

日本に3台しかない幻の熱風焙煎機

”ゴットホット”のコーヒー豆か!!!

(UCCとキーコーヒーと豊永氏)

 

102歳の師匠の師匠が焙煎した

素朴な本物のオールドビーンズしかない。

 

きっと、うちのコーヒーが

いつも当たり前にあり

特別なものだと知らなかったに違いない。

 

私は宣伝だけで言っているわけではないです。

最近の輩のスペシャリティ屋に気をつけましょう。

タオで買っても、買わなくとも

きちんとローストが施されている

モノを見つけないと

この業界自体が終わります。

もちろん、うちを気に入ってくださっている

お客様は、そのまま安心して

お付き合いください。

 

私が力を入れて伝えたいことは

まぁそんな所です。

 

 

結論です。

今回サンプルで使用さてた焙煎機が

悪いわけじゃないと思います。

未だに候補上位に検討している名機です。

 

 

サンプルを作る人は

自分の独自の拘りでサンプルを作るのではなく

明らかに違うローストを

誰でも手に入れられるような

普通の単一シングル豆を使い

その焙煎機でキチンとした仕事をして

渡してくれたら

自分が「この焙煎機を手に入れたら」

夢見て・・・想像して・・・

ワクワクするはずです。

 

 

最後に!

ここまで発した言葉です。責任は感じます。

タオが導入した暁には

20年ローストのキャリアを活かして

サンプラーロースターを

名乗り出るつもりです。

 

この業界のためにも・・・・・

 

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